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What's this event? #01 | Creative Collaboration 「倉式」type“KURA” って何? | ||||||
「今度、岡山で絵の展覧会をするんじゃ」 「いつまで?」 「2/19まで…」 「じゃあ、その翌週から倉敷のアパート(B-SQUARE)で個展開いて露出したら?」 「どうせやるんならみんなでガチャガチャやるかぁ」 「それええなぁ!大人の文化祭!」 2006年2月の深夜、悪友とのそんなたわいもない会話から始まった展示イベント。 それが「Creative Collaboration 「倉式」type“KURA”」なのです。 そういえばモノづくりに携わっている私が、日々の仕事に追われ…ことにして 知らず知らずのうちに表現することの単純なしくみを 忘れていたことに気づかされた瞬間でした。 心から楽しんでモノをつくる。作ったモノを他人に見て貰い、価値観を共有する。 そしてそれをエネルギーに、またモノをつくる…。 作家志向の人達はその単純なしくみの繰り返しを続けていたんです。 夢も同じで、自分の夢を他人にしゃべり表現しないと、実現しません。 人にしゃべれないような夢はろくな夢ではありません。 夢をしゃべらない人は愚痴や文句ばかり言うようになります。 多くの人にしゃべることで夢は整理されて来ますし、まず自分ができることに気づきます。 夢をしゃべることで責任も生じます。できれば文字にして表現すればなおさらです。 モノづくりの元気さを表現すれば、見に来てくれた人は元気になるはずです。 「これって落ち込んでいる地域を活性化させる重要な活動かも…」 悪友との余談が2週間後には本当に形になりました。 |
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What's this event? #02 | どうなったの? | ||||||
第1回目のCreative Collaboration 「倉式」type“KURA”vol.00は、 2006年2月に倉敷の27坪ほどのアパート(B-SQUARE)を会場として 作家やクリエータ、さらに業種業態を越えてモノづくりに関わり楽しく仕事をする20人が 延べ16日間の展示イベントを開催しました。 年齢は20歳代から50歳代まで、 ジャンルは、油彩・版画・彫刻・写真・音楽・建築・家具・デニム・アロマ・オーディオ・ ガーデニング・ランドスケープ…。さらに来訪者の中から飛び入りの参加者が14人加わり、 まさに会場は作品のせめぎ合い、譲り合い、見事な「大人の文化祭」となりました。 結果、459人の来訪者を迎え、内約7割の人たちが主旨に賛同してくれました。 その後、様々なイベントに参加…、その間に倉式のオリジナルグッズも生まれました。 第2回目のCreative Collaboration 「倉式」type“KURA”vol.01は、 2006年11月、岡山市問屋町に9月オープンしたJohnbull Private Raboにて 59名が集まって延べ15日間の展示イベントを行いました。 年齢層も、ジャンルも広がり、来訪者と一緒に絵を描く参加型イベントもありました。 結果、932人の来訪者を迎えることとなりました。 |
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What's this event? #03 | それからそれから… | ||||||
第3回目のCreative Collaboration 「倉式」type“KURA”は、 2007年7月、倉敷市天城にオープンした手づくり家具のひらやま「和い和い邑」にて 15名のメンバーが延べ15日間の展示イベントを開催しました。 家具・油彩・版画・日本画・水琴窟・仏像・ゴム版画・型染め・写真・水彩画・陶芸・石彫・ ステンドグラス・シルバーアクセサリー…。 なによりも、会場の「和い和い邑」は素晴らしい建物と一流の家具…。 居るだけで心癒やされる素晴らしい環境のもと、 600名ほどのお客様を迎えることができました。 |
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What's this event? #04 | なければ会場から作家たちが作る「蔵式」 | ||||||
第4回目のCreative Collaboration 「倉式」type“KURA”は、ついに笠岡へ上陸! 「笠岡でするなら古い蔵がいいね…」と言っていた夢も実現! 昔、井笠鉄道を経営していた関藤さんの「蔵」が無料で貸してもらえることになりました。 しかし、屋根は部分的に抜け落ち、梁と床にはハトの糞が…。 「この蔵は床が土?」と靴で床を掘ると、下からコンクリートが現われるといった具合。 長年の土埃と数度に渡る台風での浸水で1cmほど床一面に土が溜まっていました。 ところがどっこい!倉式のメンバーはそんなことではへこたれません。 「雨、漏るね…」「雨の漏るところは濡れてもいいものを置けばいいじゃん」 「木を置いて外と中が入り乱れた空間にしようか」「天井高を生かして縦に展示をしよう」とか 「じゃあ、笠岡の倉式は、蔵C号・蔵六号、蔵七號にちなんで字を変えて「蔵式」にしよう!」と 悪巧みが次々と…。とは言え、まずは休みを利用して掃除から始まりました。 大量の土砂をスコップで掻き出し、ハトを追い出し、掃除機をかけて…。 棚を作り、展示用の什器をつくり、木を入れ、土を盛り、タダの材料をもらいに走りまわり、 電気を引き、照明を付け、壁画を描き、オブジェを作り、入口の階段を作り、看板を作る。 そして歌い、演奏し、踊り、泊まり…(これは関係ないね) 企画から1ヶ月、正味10日間で会場から作り上げた40人の倉式、「蔵式」が開催されました。 イベント最終日には、お餅つき・ミニコンサート・キャンドルナイトを企画し、1日で300人も 来てくれるという、今までで最高の「倉式」となりました。 そしてなんと14日間で累計1200人のお客様を迎えることができたのです。 こんなに素敵な蔵が笠岡には結構残っていて、「蔵式」に来てくれた人がひとりでも 「笠岡の蔵が1つでも残せるといいね」と思ってくれればいいね…という思いも ひとりどころか、大勢の人々と共感できたはずです。 |
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What's this event? #05 | これらかの予定は? | ||||||
第5回目のCreative Collaboration 「倉式」type“KURA”は、倉敷へ帰ってきます。 2008年7月、倉敷一番街に、作家たちのショップ・イン・ショップを常設し、 併せて一番街の業態開発に取り組みます。 天領夏祭りも兼ねて大いに盛り上がりましょう! 第6回目のCreative Collaboration 「倉式」type“KURA”は、岡山です。 参加者全員で何かひとつのテーマを持って、ひとつの作品を時間をかけて作り上げる コラボレーションを公共の展示スペースを借りて実現したいと考えています。 こらからもよろしくお願いいたします。 |
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